グッド・M-A-E。一度きりです。
今回は、私の別の記事でもご紹介した継続のメリットの一つである、お金の節約や時間の確保ができるという点について具体的な方法をご紹介します。
別記事で書いている継続がもたらすメリットについてまだ読まれてない方は、よかったら読んでみてください。
継続のメリットについては、こちらを記事をご覧ください。
あなたは働くというと、勤務日数や勤務時間についてどのように想像しますか。
まず思い浮かぶのは日中の時間帯で8時間/日、5日/週の勤務ですよね。
私もこの固定概念を持っていたので長くこのパターンの働き方をしてきました。
転職を何度か経験していますが、転職先を探す時は鼻っからこのパターンの働き方しか探していませんでした。
でも、働いていると、「なんか違うな。心の底から充実した日々を送れていないな」と感じていました。
それはなぜか。自分と対話をして答えを探しました。
答えは、『自分が納得できる生き方に合った働き方ができていなかった』。これに尽きます。日中の時間帯に8時間/日、5日/週勤務する働き方が私には合っていなかったんです。
人生の折り返し地点を意識した時、このままの働き方、もっと言えばこのままの生き方では最期の瞬間に後悔すると確信して、気がついたら大きく生き方を変えていました。
一度しかない自分の人生。後悔したくない。
それまでは、世間体を気にして、周りが納得する道を選んでいました。それが自分の納得する生き方だと思っていました。
でも、違っていました。本当は自分がいいと思った道を進みたかったのに、その本音に蓋をして外に漏れないようにしていました。
平均寿命を目安にすると人生の後半戦に突入したかもしれない残りの人生は自分の本音に素直に従って生きたい。
自分が全力を注ぎたい、極めたいと思ったことに臆することなく挑戦する、そんな生き方をする。そう決意しました。
そして、自分の本音と対話をしながら、質素な暮らしで生きていける程度の給与収入を得られて、かつ自分の時間をたくさん確保できる働き方を模索しました。
どうも私は、「お金をかけた贅沢な暮らし」と「自分の時間」のどちらを取るかと問われれば、「自分の時間」がある方が幸せを感じるようです。
もちろん両方持ち合わせている方がいいんですけどね・・・笑
そして見つけた仕事は、16時間/回の週2回の夜勤という働き方でした。
元々学生の時にコンビニの深夜業務を経験していました。日中と深夜両方の時間帯の仕事を経験した上で、私は深夜業務が自分に合っていると確信しました。
何事も経験してみるのは大事なことですね。
私の場合は、多くの人が寝ている時に働き、多くの人が仕事しているときに自分の時間を過ごしていることに優越感を感じるようです。
なぜ私の個人的な話を長々としているのか。
それは、私と同じ価値観を持った人の役に立つ情報を発信したかったからです。
なので、私と同じような人は、夜勤業務に向いているかもしれませんね。
前置きが長くなりましたが、どちらかと言えばお金より自分の時間に幸せを感じるそんな私が、経験して満足度の高かった働き方を以下でご紹介します。
ちなみに、この記事では働き方について書いています。
私のブログでは継続や習慣に関連することを書いていますが、なぜ働き方の話が習慣や継続の話に繋がるのか。
それは、仕事が睡眠や食事と同様に、生きていくために必要なことで、当たり前のように習慣になっていることの一つだからです。
なので、働き方を変えるということは、習慣を変えることになるのです。
さらには、仕事は生きていく上で継続して行っていくことなので、働き方習慣は必然的に継続することになります。
つまり何が言いたいかというと、要は働き方を変えることで良い習慣を無理なく継続することができるということです。
16時間/回の週2回勤務を選ぶ理由(時間の確保とお金の節約)
私は、16時間/回の平均週2回勤務の夜勤専従としての長年の経験があります。
私にとってこの働き方はとても満足度が高く、充実した日々を送れました。
いろいろな働き方がある中で、私がどうしてこの働き方を選んだのか。
それは、自分の時間の確保とお金の節約ができるからです。
しかも、働き方一つ変えるだけで、自分の時間を確保できてお金も節約できるなんて一石二鳥だなと思いました。
16時間/回の週2回勤務のメリット
1 就業前の就業準備や終業後の退社準備に要する時間を削減できる
2 通勤時間を短縮できる
3 ガソリン代を抑制できる
4 食費を抑制できる
上記1と2は、プライベート時間を確保することができます。
3と4は、お金を節約することができます。
わかりやすいように、今回ご紹介する16時間/回の週2回勤務と一般的な8時間・回の週5日勤務で比較してみましょう。
具体的なシミュレーションは以下の通りです。👇
まずは、時間の確保につながるポイントです。
就業前の就業準備や終業後の退社準備に要する時間を削減できる
就業前は10分前には職場に到着して就業準備をし、終業後は退社準備に10分かかると想定した場合です。
●週5日勤務なら、
1勤務あたりの時間は、
就業前の就業準備時間10分+終業後の退社準備時間10分=1勤務あたり20分
となり、
1週間あたりの時間の時間は、
1勤務あたり20分×5日勤務=1週間あたり100分(1時間40分)
となります。
このように、週5日勤務の場合は、就業前と終業後の給与に反映されない拘束時間が週100分(1時間40分)になります。
●週2日勤務なら、
1勤務あたりの時間は、
就業前の就業準備時間10分+終業後の退社準備時間10分=1勤務あたり20分
となり、
1週間あたりの時間は、
1勤務あたり20分×5日勤務=1週間あたり40分
となります。
このように、週2日勤務の場合は、就業前と終業後の給与に反映されない拘束時間が週40分になります。
★比較結果
週5日勤務の場合と週2日勤務の場合を比較すると、週1時間の差があります。
この差の週1時間は、自分の時間として活用することができます!
ちなみに、1ヶ月を4週とすると、1ヶ月あたり4時間を自分の時間として確保できます!
通勤時間を短縮できる
通勤で片道30分かかると想定した場合です。
●週5日勤務なら、
1週間あたりの通勤回数(片道)は、
1週間あたり往路5回+1週間あたり復路5回=1週間あたり10回
となり、
1週間あたりの通勤時間は、
1週間あたりの通勤回数10回×1勤務あたり片道30分=1週間あたり300分(5時間)
となります。
このように、週5日勤務の場合は、通勤に週300分(5時間)要します。
●週2日勤務なら、
1週間あたりの通勤回数(片道)は、
1週間あたり往路2回+1週間あたり復路2回=1週間あたり4回
となり、
1週間あたりの通勤時間は、
1週間あたりの通勤回数4回×1勤務あたり片道30分=1週間あたり120分(2時間)
となります。
このように、週2日勤務の場合は、通勤に週120分(2時間)要します。
★比較結果
通勤のために拘束される時間が、週5日勤務が週300分(5時間)なのに対し、週2日勤務は週120分(2時間)となり、週3時間の差が生じます。
この差の週3時間は、自分の時間として活用することができます!
ちなみに、1ヶ月を4週とすると、1ヶ月あたり12時間を自分の時間として確保できます!
上記のシミュレーションでは、週2日勤務の方が週5日勤務に比べ自分のために使える時間を1〜3時間確保できることがわかります。
★1~3時間あれば何ができると思いますか。
パッと思いつくものを挙げてみます。👇
・ドラマ・アニメを複数話、映画1本観れる
・買い物ができる
・睡眠時間を確保できる
・漫画複数巻読める
・ゲームを堪能できる
・ゆっくりお風呂に入れる
・カフェでゆっくりできる
・用事が片付く
・趣味を楽しめる
日中に自分の時間を確保できる
眠気さえ我慢すれば、日中に自分の時間を確保することができます。
趣味の時間に充てるもよし、雑用を済ませるもよしです。
役所や金融機関などが稼働しているので用事を済ませやすいです。
日中の平日に働いているとなかなか柔軟に身動きがとれないことが多いですよね。
お店も平日の日中は空いているので、人混みで目が回ったり、長時間並んだりすることがないので、ストレスなく買い物や外食ができます。
次に、お金の節約につながるポイントです。
物価は変動しますので参考程度に捉えてください。
ガソリン代を節約できる
原付通勤で片道30分かかり、通勤距離は8km、ガソリン代は1回につき600円かかると想定した場合です。
●週5日勤務なら、
給油回数は概ね月3回になります。
ですので、1ヶ月あたりのガソリン代は、
給油1ヶ月あたり3回×ガソリン代1回あたり600円=1ヶ月あたり1,800円
となります。
このように、週5日勤務の場合は、通勤のためにガソリン代が月1,800円要します。
●週2日勤務なら、
給油回数は概ね月2回になる。
ですので、1ヶ月あたりのガソリン代は、
給油1ヶ月あたり1回×ガソリン代1回あたり600円=1ヶ月あたり600円
となります。
このように、週5日勤務の場合は、通勤のためにガソリン代が月600円要します。
★比較結果
通勤のためにかかるガソリン代が、週5日勤務が月1,800円なのに対し、週2日勤務は月600円となり、月1,200円の差が生じます。
この差の月1,200円は、自分のために活用することができます!
食費を節約できる
出勤中の食費として、安めの市販弁当が450円、水分補給のためのペットボトル水600ccが110円で合計して1日あたり560円かかると想定した場合です。
●週5日の場合なら、
勤務日数は月20日となり、
1ヶ月あたりの食費は、
1日あたり560円×勤務日数1ヶ月あたり20日=1ヶ月あたり11,200円
となります。
このように、月5日勤務の場合は、出勤中の食費に月11,200円要します。
●週2日の場合なら、
勤務日数は月8日となり、
1ヶ月あたりの食費は、
1日あたり560円×勤務日数1ヶ月あたり8日=1ヶ月あたり4,480円
となります。
このように、週2日勤務の場合は、出勤中の食費に月4,480円要します。
★比較結果
出勤中に必要は食費が、週5日勤務が月11,200円なのに対し、週2日勤務は月4,480円となり、月1,200円の差が生じます。
この差の月6,720円は、自分のために活用することができます!
上記のシミュレーションでは、週2日勤務の方が週5日勤務に比べ自分のために使えるお金を1,200〜6,720円確保できることがわかります。
★1,200~6,720円あれば何ができると思いますか。
パッと思いつくものを挙げてみます。👇
・リーズナブルなチェーン店のカツ丼や牛とじ丼を2回食べられる
・コミックを2冊買える
・投資の種銭に充てられる
・テーマパークにワンデイパスで行ける
このように、週2回勤務は、通勤時間や就業前後のボランティア労働時間が週5日勤務に比べ短縮できますし、ガソリン代や食費を抑制できます。
16時間/回の週2回勤務のデメリット
上記のメリットがある一方でデメリットもあります。
16時間/回の週2回勤務を正職員で募集している求人があまりないことです。
どこかにはきっとあるかもしれませんが、私は今回紹介した働き方の求人を探していたとき、正職員では見当たりませんでした。
非正規職員としての扱いとなると、基本給や各種手当・賞与・福利厚生などの処遇は薄いことが多いと思います。
これがデメリットですね。
私の場合は、鼻っから正職員以外の職で仕事を探していました。
建前はどうであれ実際のところ、正職員って所定の勤務時間以外にもプライベートな時間を削って仕事をしないといけないことが多いですよね。
そのくらいの仕事の量や責任を求められ、その仕事をこなしていかないと評価が落ちたり職場での居場所がなくなったりすることが多いと思います。
職場の本音と建前は、実際に現場で働いてみなくては実態がわからないものです。
もちろん正職員もボランティア労働がない超ホワイトな会社はあると思いますが、
私は、自分の時間を確保できないことを理由に転職を繰り返す未来が嫌だったのと、正職員にもホワイトな会社に運よく勤めることができる自信がなく、正職員以外の職で働く道を選びました。
まとめ
このように、勤務日数を減らし、1回の勤務時間をまとめることで自分のプライベート時間やお金を確保することができます。
1ヶ月継続した場合のシミュレーションですので、継続すればするほど差は大きくなっていきます。
活用できる時間とお金があれば、より豊かな人生を送ることができます。
私の場合は、メリットとデメリットを天秤にかけて自分の生き方を熟考した上で、自分が望む生き方を実践したので充実した日々を送っていました。
自分が満足できる収入や時間の水準は人それぞれです。
ですので、お金の節約や自分の時間を確保するために物事を習慣化して継続する一つの方法としてこんな働き方もあるんだなあという感じで一つの参考にしてただき、結果としてあなたのお役になれば幸いです。
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